既製のコネクタ付きLANケーブルで対応できない配線につきましては、当社でコネクタ付LANケーブルをカスタマイズ加工いたします。
イーサネットケーブルのメーカー、型式、長さ、およびコネクタのメーカー、型式をご選定のうえ、製作数量をご連絡頂けましたら、御見積させて頂きます。
メーカー | 型式 |
---|---|
エレコム |
LD-6RJ45T10/T LD-RJ45T10/T LD-RJ45T100/T LD-RJ45TY10/T LD-RJ45TY100/T |
サンワサプライ |
ADT-RJ45 ADT-STP ADT-6RJ |
タイコ エレクトロニクス |
2120892-1 2120892-2 2120892-3 1-406541-1 |
日本テレガートナー |
J00026A0165 J00026A3001 J00026A3002 J00026A3003 J00026A4000 J00026A4001 J00026A4002 J00026A4003 J00026A4004 J00026A5000 J00026A5001 J00026A5002 J00026A5003 J00026A5004 J00026A5005 J00026A5007 |
パンドウイットコーポレーション |
&MP588-C MPS588-C FP6X88MTG FP6X88MTG-X SP688-C SPS688-C |
フエニックス・コンタクト |
1421126
1421607 1421877 1422662 1421127 |
ヘラマンタイトン |
MPC5E3C2P MJC5ETL-WHT |
LANケーブルとは、LAN(Local Area Network=ローカルエリアネットワーク)を構築するためのケーブルです。 ルーターやスイッチングハブ(ネットワークハブ)といった通信機器と、PC等の端末を有線接続するときに用い、相互にデータ通信できるようにします。
LANケーブルには大きく分けて下記の種類があります。
UTPケーブルはシールド処理がされていないLANケーブルのことで、一般的なネットワーク環境で広く使用されます。シールド処理がされていなくても、普通の家庭やオフィスなどでは、ノイズなどの影響はさほど受けませんので、こちらで十分に対応できます。
STPケーブルはシールド処理がされているケーブルです。とくに電磁波やノイズが発生する環境で使用されます。シールド処理がなされている為、ノイズの直接的な影響は受けませんが、外部のノイズによってシールドに電気が溜まり新たなノイズの発生源となる場合があります。ネットワーク機器に接続する場合、電気がたまるのを防ぐ為アース処理を行う必要があります。
ネットワーク機器を接続するために一般使用されるLANケーブルには規格があります。国際基準組織であるISOにも『Class』として定められおり日本のJISも準じております。現状、一般的に浸透している規格はアメリカの【TIA/ EIA/ANSI】規格である『カテゴリー(Category)』です。LANケーブルの多くには、そのカテゴリーを表す略称として『Category』を『Cat』や『CAT』印字表示されております。
カテゴリ | ケーブル | コネクタ | 仕様 |
---|---|---|---|
Cat1 | 電話コード | RJ-9,RJ-11 | 一般的に使用される電話コードで、RJ-9・RJ-11のプラグが使われております。一般的に普及しているRJ-9ケーブルは、プラグに金属で4極ついておりコード内は4芯のため4極4芯といわれます。RJ-11のプラグは6極です。 |
Cat2 | イーサネット UTP |
RJ-45 | ISDNなど4Mbpsまでの低速データ通信用の伝送速度規格です。最大周波数は1MHzで、コネクタ部分にRJ-45プラグを使用します。ISDN回線をTAからTAへ繋いだり、ビジネスホンへ繋ぐ場合などに使われるコードです。LANケーブルとしては使えません。 |
Cat3 | イーサネット UTP |
RJ-45 | 10BASE-Tイーサネット・トークンリングなどに使用する16Mbpsまでの伝送速度規格です。最大周波数は16MHzで、コネクタ部分は専用のコネクタとなります。 |
Cat4 | イーサネット UTP |
RJ-45 | トークンリングを適用範囲とし、20Mbpsまでの伝送速度を規定した規格です。最大周波数は20MHzまで対応しております。新規に構成されるLAN環境は、カテゴリ5以上が一般的です。トークンリングによるLANシステムは、ほとんど使用されません。 |
Cat5 | イーサネット UTP/STP |
RJ-45 | 100BASE-TXイーサネットなどを適用範囲とし、100Mbpsまでの伝送速度を規定した規格です。広帯域通信を行う場合には不安が残るため、カテゴリ5であればエンハンスドカテゴリ5を選定する場合が多いです。純粋なカテゴリ5準拠ケーブルは現状ほとんど流通しておらず、カテゴリ5eと呼ばれる規格が占めております。 |
Cat5e | イーサネット UTP/STP |
RJ-45 | エンハンスドカテゴリ5と呼ばれるUTPケーブルです。1000BASE-Tイーサネットを適用範囲とし、1Gbpsまでの伝送速度を規定した規格です。撚りピッチが小さく設計されており、遠端漏話の規定が加えられ、カテゴリ5ケーブルよりも性能が高くなります。 |
Cat6 | イーサネット UTP/STP |
RJ-45 | 622Mbpsや1.2GbpsのATM、1000BASE-T/TXイーサネットなどを適用範囲とし、1.2Gbpsまでの伝送速度を規定したケーブルです。最大周波数は250MHzの性能要件を満たしております。10GBASE-Tのネットワークに使用する場合、周波数特性の限界から、37mまでの距離であれば伝送可能とされおります。 |
Cat6A | イーサネット UTP/STP |
RJ-45 | 10GBASE-T/TXイーサネットを適用範囲とし、10Gbpsまでの伝送速度を規定したケーブルです。最大周波数は500MHzの性能要件を満たしております。カテゴリ6よりも適用できる最大周波数が強化されており、37m以上では性能が保証されないCat6主体のネットワークにおいて、Cat6aを採用することで、通常の100m伝送距離を担保できます。 |
Cat7 | イーサネット STP |
GG45/TERA | 10GBASE-Tイーサネットの10Gbpsまでの伝送速度規格です。最大周波数は600MHzで、コネクタはGG-45・TARE・ARJ-45で、ケーブルはSTPのみの仕様となります。 |
Cat7A | イーサネット STP |
GG45/TERA | 40Gbps~100Gbpsまでを想定した伝送速度規格です。最大周波数は1000MHzで、コネクタはGG-45・TARE・ARJ-45で、ケーブルはSTPのみとなります。使用出来る距離は40Gbpsで50m、100Gbpsで15mまでです。 |
Cat8 | イーサネット STP |
GG45/TERA | 40Gbpsを想定した伝送速度規格です。最大周波数は2000MHz。コネクタはRJ-45で、ケーブルはSTPのみです。使用可能距離は30mまでです。 |